トレードシステムの優先順位と余力配分について

逆張りを主力にしてシステムトレードしている人は先週~今週は多くのシグナルが点灯したのではないでしょうか。
私もそうです。あまりにシグナルが多すぎると余力がたりなくなる(またはレバレッジ制限にかかる)ことがありますが、皆さんはそのときどうしてますか?

特に複数のシステムを並行して稼働している場合、いろいろな考え方があると思います。

大きく分けると以下の4点でしょうか。
(なお、ザラバは見られないことを前提としています)

1.約定しやすいシステムを優先する
2.現在のポジションが少ないシステムを優先する。
3.バックテストあるいは実際の運用パフォーマンスがよいシステムを優先する。
4.保有期間の短いシステムを優先する。

1.約定しやすいシステムを優先する

 成行>終日指値・逆指値>寄付指値
 
の順に約定しやすいとして、仕掛けごとにシステムの優先順位を立てます。
同じ指値でもより浅い位置での仕掛けを優先します。
メリットは資金効率が良いこと(指値で約定しないと余力が無駄になるため)、デメリットは一つのシステムにポジションが集中しやすいことがあるでしょう。

2.現在のポジションが少ないシステムを優先する。

 これはシステムごとのポジション量が均等になるよう目指すということです。
 例えば買い戦略のポジションばかりのとき、売りストラテジーを優先して発注し、約定させれば、リスクヘッジになります。
 

3.バックテストあるいは実際の運用パフォーマンスがよいシステムを優先する。

 単純に自信があるシステム、相性のいいシステムを優先する、というものです。
 メンタル的にはこれが一番楽でいいでしょう。
 しかし、バックテストや実運用がよかったとしても、今後も同じになる保証はないので注意が必要です。

4.保有期間の短いシステムを優先する。

 デイトレ戦略や1泊2日のシステムを優先し、何十日も保有するようなシステムは後回しにする、ということです。
 背景には大数の法則があります。口座全体としての約定数が増えれば増えるほど、収益も期待値に近づいていくという考え方です。

結論

私の場合、優先度としては以下の順で考えています。といっても2.まで考慮する必要が出てくることはほとんどありません。

1.約定しやすいシステムを優先する
 ↓
3.バックテストあるいは実際の運用パフォーマンスがよいシステムを優先する。
 ↓
4.保有期間の短いシステムを優先する。
 ↓
2.現在のポジションが少ないシステムを優先する。

どのシステムも期待値はプラスであり、またリスクとリターンの比率(つまり、システムの優位性(エッジ))はどのシステムでもそこまで大きな差異はないという前提で考えています。その場合、最優先すべきは資金効率であり、機会損失の回避だと考えています。

もう一つ裏技的な仕組みですが、ザラバの自動発注システムを利用する、という方法があります。

流れとしては以下の通りです。

①前日夜にシステムAに従って寄指の発注をする。
②当日寄り付きで①の一部は約定する。約定しなかった分はその場で余力が解放される。
③当日のザラバにシステムBによる自動発注が行われる。このとき、②で解放された余力も有効活用される。

ザラバの自動発注システムは敷居が高いものですし、実際に私も苦労して作り上げたのですが、上記のメリットもあるのがうれしいところです。

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