システムトレーダーの悲哀

こばおです。

私は株トレーダーとして10年近く、システムトレーダーとしてはその半分ぐらいのキャリアがありますが、株について語り合えるリアルフレンズは皆無です(泣)

これはシステムトレードの特性が影響しているような気がしてなりません(決してコミュ障だからというわけではないのです!笑)

システムトレーダの特性として以下が考えられます。

1.投資手法を語ったり、相談することができない

システムトレーダーにとって投資手法を悟られるのは死活問題です。
同じシステムを使う人が多ければ多いほど、その優位性は損なわれてしまいます。

インデックス投資家の集まりなら、みんなが同じようにインデックスを買えばみんなが同じように儲かるため、投資手法を積極的にアピールすることができます。
インデックス投資家ナイト、という集まりが定期的に開催されているらしく、楽しそうだなあ、といつも見ているのですが、参加することはできません。システムトレーダー投資家ナイト、を開催しても、だれも集まりそうにありません。

2.個別銘柄で盛り上がれない

 「あのバイオ株は化けると思っていたね。〇〇病の薬に関する認可が下りれば株価10倍は通過点だと思っていた。資金が尽きてつぶれるといっていた馬鹿がいたが、マイルストーン収入が秋ごろに入れば後3年は戦えるんだから気にすることはないんだよね」

 「あのゲーム株はテンバガー狙えるよ。すでにapple storeランキング1位を獲得していて、週末からは〇〇コラボが始まるんだ。あと2カ月は1位を継続するだろうね。1位に入っているってことは毎日〇〇億の収入があるってことなんだぜ」
 
 といった感じの盛り上がりをtwitter界隈やYahoo finance掲示板界隈で見かけることがありますが、システムトレーダーにとっては無縁の話です。
 もちろん爆益の株、大損した株はあるのですが、それはただ単にシグナルに従っただけの話であり、四季報やチャートすら見ずに仕掛けているので、何をしている会社なのかすら知らないことも多いのです。
 

3.人によって成績(リターン)の状況が大きく異なるため、共感できない

 
 昨今のような上げ相場であっても、逆張り主体なので全然取引が発生せず儲かっていない人や、ショートで踏みあげられている人など、システムトレーダーはその他のトレーダーより利益の幅が広いように見えます。 

 たとえば今年これまでのリターンが+10~30%の人たちが集まって飲み会をしているときと、これまでのリターンがー50%~+50%の人たちが集まっているときでは盛り上がり方が違ってくるでしょう。
 いや、後者の人たちはそもそも飲み会すら開かないかもしれません。

4.配当や優待など気にしていない。

 最近は株の雑誌を見ても半分ぐらいは優待、残り半分は毎月分配型投信といった感じです。
 システムトレーダーは配当や優待など気にしていないので、彼らとは話がかみ合いません。
 
 とはいえ、たまに不意打ちで届く優待はとてもうれしいです。
 
 

5.IPO なにそれおいしいの?

 テクニカルを使っているトレーダーはIPO株を取引することはめったにありません。
 200日移動平均乖離を使っている人は、上場後200日未満の株は対象となりません。
 たまに仕掛けることがあっても、上場したばかりだとは知らずに仕掛けていることが多いのです。
 
 IPO株で儲けている人は市場分析と財務分析に秀でている人が多く、システムトレーダーとは対極のように思います。

まとめ

 システムトレーダーは概して孤独な存在なのかもしれません。
 株ブログの人気記事を見ていても
 
  1.優待関連
  2.IPO

 が鉄板で、自動売買関連はあまり見かけません。

 そんな孤独なシステムトレーダーへの処方箋は、ちょっとしたお遊びで裁量取引を行うことだと思います。

 私の場合はIPO申し込みと株主優待クロスがそれにあたります。
 
 今ではIPOの当選結果を開くときと、株主優待のクロスを考えているときが一番楽しいです。
 
 IPO申し込みや株主優待クロスは様々な要因が絡むため、システム化するのが難しいうえ、そもそもリスクもリターンも小さいため、頑張ってシステム化する苦労のわりに得られるものが小さいのです。
 
 私にとってはむしろそれが好都合で、これからも細々と続けていきたいと思います。

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