日本電産(6594)が自社株買いをしている!?

こばおです。

過去の開示を見ていて気付いたのですが、日本電産(6594)が自社株買いをしていることに驚きました。

5月8日の開示によると4月1~30日の間に52万株(約51億円)を買っています。

なぜ驚くのかというと、日本電産は毎年1月に自社株買いを、結構な枠で設けるのですが、1年経って結果を見ると1株も買っていないというオチになるのが通例だったのです。

買わない理由は、「高値圏で推移していたため」といった書かれ方をします。

4月に買われたのは市場全体の暴落があったためでしょう。しかし、似たような暴落は昨年にも起きているので、やはり会社側の方針が変わったのかもしれません。

日本電産はもともと株主還元に乏しいイメージがあります。
配当利回りは0.78%(6/14時点)。株主優待はありますが、子会社の保有するオルゴール記念館の無料入館リーフレットという微妙なもの・・・

まあ、M&Aが得意な会社なので配当や株主優待、自社株買いに使う金があったらM&Aに使いたいということなのかもしれませんし、しっかり最高益を出しているので責められるものでもありませんが。

今回、自社株買いを実際に出動したのは、M&Aも有望な先がなくなって、だぶついた現金を消化したかったのかもしれません。
(とはいえ、52億円は1日の売買代金にも満たないのですが)

会社によって自社株買いの仕方は大きく変わるので面白いです。

一昔前のスズキ(7269)は毎年20%の自社株買い枠を設定していましたが、1株も買われることはありませんでした。これは買収防衛策として設定していただけなので、買収事案がなかったことから当然といえば当然なのですが。

ソフトバンクは2016年2月に5000億円というものすごい自社株買い枠を発表しました。とても久しぶりの発表であり、かつソフトバンクは財務が弱いイメージがあったので、「本当にやるのかよ」と疑問に思ったものですが、半年で満額買い付けていました。

https://www.softbank.jp/corp/news/press/sb/2016/20160817_01/

まあ、NTTやKDDIは毎年律義に満額買っているので、ソフトバンクがケチったら叩かれるという事情があったのでしょう。

まとめ

長期的に市場から買い付ける自社株買いは、需給が改善するため値上がり傾向になります。

ただ、満額買うかどうかは会社によりけりです。(IRに電話すると教えてくれることもあるようですが)。

おそらく日経平均225銘柄から、自社株買い中の銘柄をピックアップして指数化すれば、日経平均をオーバーパフォームする気がします。検証は暇なときにやってみますが、興味がある方は試してみるといいでしょう。

なお、アメリカには自社株買い銘柄だけを集めたETF(ティッカーはPKW)が上場しており、日本でも似たようなETFが出てきたら面白そうです。

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