マザーズ先物によりマザーズのボラティリティが下がった?

こばおです。

日経新聞のマザーズ先物特集に気になる記事がありました。

「東証マザーズ指数先物」投資戦略の第3回

マザーズ先物上場前はマザーズと日経平均のボラティリティの比率は1.39倍だったのが、
マザーズ先物上場後は1.28倍まで下がった=つまり、マザーズのボラティリティが下がった、といいたいようです。

とはいえ、にわかには信じられない部分があります。

1. 期間短すぎ

上場前は10年ほどの期間で計算しているのに、上場後は1年弱の期間です。まあ、上場して1年弱しかたっていないのでデータがないため仕方ないのです。

システムトレーダーならぴんと来ると思いますが、バックテストの期間が短いと一般的に信頼性は落ちてしまいます。

2. マザーズの上位を占める銘柄の動きによるもの

マザーズ指数の上位銘柄は大体同じ顔触れです。
そーせいグループ、CYBERDYNE、ミクシィで全体の3分の1を占めています。

よってこれらの3銘柄が材料を出してボラティリティが上がると、マザーズの先物のボラティリティも上がり、その逆もしかりです。

最近はそーせいグループは一時の勢いはなく、ミクシィもモンストが良くも悪くも安定しているほか、自社株買いで下支えしたりするなどボラティリティが下がる方向の様相ばかりに見えます。CYBERDYNEも「うんこ事件」が終わって落ち着いていますし。

3. 日経平均のボラが上がっただけでは?

マザーズ指数と日経平均のボラの比率が下がったということは、分子が小さくなったか、分母が大きくなったかのいずれかです。

記事では分母が大きくなっていないかの検証が皆無でした。

本当はTOPIXとマザーズ先物を比較してほしかったのですが・・日経新聞のサイトだから仕方ないのでしょうが。

まとめ。

なぜこんなに気にしているかというと、マザーズのボラが本当に下がっているなら、もっとリスクを取りに行ってもいい(逆にリスクを取らないと過去と比べてリターンが下がる)ことになるからです。

ただ、上記の通りそういったことを心配するほど相場は変わっていないように見えます。

昨年の夏、マザーズ先物の上場の頃、私は結構神経をとがらせていました。
それまで有効だったシステムが、マザーズ先物のせいで機能しなくなるのでは、と恐れていたからです。

実際は杞憂だったのですが、今後、取引数が増えてきた時にどうなるかは未知の部分があります。

引き続き、注視していきたいと思います。

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