レバレッジETF(1570)を利用した寄り引けデイトレ戦略で年利28%稼げる時代があったんじゃ 

超久々の更新です。 若干ヒマができたので久々にブログを書いてみました
今後もすきを見て更新していきたいです。
わけあって運用しなくなったストラテジーを惜しみなく公開していくシリーズとして以下を計画しています

・1570レバレッジETFの4way戦略 ←今回
・STOP高連発銘柄の仕掛け
・統計学で攻める立会外分売
・売り禁を予想した空売り
・IPO初日買い
・STOP高の剥がれを空売りする戦略
・シンプルなHYPER空売り
・マザーズ先物の寄り引け売り
・騰落レシオによる年1回あるかないかぐらいの暴落仕掛け

はじめに

私自身はもうこのシステムを運用していません。このシステムよりもっといいシステムを開発したからというのが一つ、もう一つはどうしてもエッジ(優位性)が消えてしまったようにしか思えないからです。この点は後述します。
なお、直近の成績がよくなったらこのページは予告なく消します。(笑)

投資対象

・レバレッジETF(1570)1本です。
・レバレッジETFは売買代金がものすごいため、1億円ぐらい平気で仕掛けられます。よってこの戦略を公開してもトレーダーズ効果は出ないだろうと考えて公開しました。

運用条件

・信用口座を開設済みであること。
・寄り付き08:55~09:00に相場が見られること。
・楽天証券を使わない場合は、当日11時30分~14時55分ぐらいまでに5分ほど時間が必要になります。
これは楽天証券のセット注文と大引不成を利用することで、決済注文を自動化できるのですが、SBI証券では昼休みに引け成り注文が必要になるためです。
・手数料は0にしています。これは楽天証券の1日信用(100万円以上約定の場合)を利用すれば、手数料が本当に0にできるからです。

戦略

・順張り買い、逆張り買い、順張り売り、逆張り売りの4種を組み合わせた戦略(4-way殺法(かっこいい))になっています。
・いずれの期待値もプラスです。

仕掛けと決済

※以下閾値が2%の場合を書いています。閾値は上下させることで取引数やリスク、リターンを調整できます。

・当日夜の判定分(逆張り)
①レバレッジETF(1570)の終値が前日終値比2%以上マイナスの場合、
→翌日寄り差しで買いを仕掛けます。指値は当日終値。決済は当日引けなりです。

②レバレッジETF(1570)の終値が前日終値比2%以上プラスの場合、
→翌日寄り差しで売りを仕掛けます。指値は当日終値。決済は当日引けなりです。

※レバレッジかけて2%動いた場合なので、日経平均が1%動いた場合とほぼ同じです。「ほぼ」としたのはETFの値付けはどうしてもずれが生じるためです。

・翌日判定分(順張り)
③レバレッジETF(1570)の始値が前日終値比2%以上プラスの場合(つまりGUした場合)
→当日、成行売りでしかける。決済は当日引けなりです。
④レバレッジETF(1570)の始値が前日終値比2%以上マイナスの場合(つまりGDした場合)
→当日、成行買いでしかけるする。決済は当日引けなりです。

※つまり当日判定分は08:55ごろ寄り付きの板を見ていて、寄り付きの値を推測する必要があります。
ぎりぎり2%に達するか達しないかの場合、想定通りの仕掛けにならない恐れがあります。
ただし、1.8%のところで約定したり2.2%のところで約定しなかったからといって極端に結果がわるくなるわけではありません。
①と②は正反対、③と④も正反対の仕掛けになっています。
・注意点
勘のいいひとはお気づきだと思いますが、①の買いと④の売りシグナルが同時に出ることがあります。この場合は取引を見送ることをお勧めします。
②の売りと③の買いも同様です

閾値と成績の例

取引期間:2012/04/12~2018/6/22 レバレッジETFが上場した日から見ています。
閾値2%の場合
247勝182敗 期待値0.38% PF=1.63 MAX_DD=21.07%
閾値2.5%の場合
195勝130敗 期待値0.48% PF=1.84 MAX_DD=12.43%
閾値3%の場合
141勝88敗 期待値0.60% PF=2.08 MAX_DD=9.55%
上記はレバレッジ1倍で全額仕掛けた場合です。つまり資金100万なら、1570を100万分取引した場合です。
複利ありで計算しています。
閾値を大きくしたほうが期待値は増え、DDも減りますが、取引数とリターンも減ります。
これだけ見ると運用に値しそうですが2018年以降がダメダメで、ひどい状況です。下の図をみてください
逆に成績がいいのは2013年のアベノミクス初期です。

なぜダメになったか

そもそも1570レバレッジETFはリーマンショックの時代には存在せず、アベノミクス相場が始まる直前の2012年4月から始まったものです。2018年のような軟調な相場では実力を発揮できないというのが一つ考えられるでしょう

もう一つはミスプライスの影響という考え方です。
レバレッジのない日経平均連動ETF(1321など)で、閾値を半分の1%にしてみて検証してみればわかりますが、1570と比較して明らかに成績が悪いです。本来は1321は1570と比較してリスク・リターンが半分になっていないとおかしいはずがそうではありません。
ここで一つ仮説が成り立ちます。レバレッジETFは極端な価格変動のときミスプライスが起きて有利な位置で約定できる可能性があり、それをうまく利用したのがこの4-way殺法という考え方ができます。
となると、ミスプライスがなくなったところでこの戦略の優位性も消え失せます。
twitterでもちらほらレバレッジETFの裁定取引をしている人を見かけるようになりましたし、ミスプライスはかなり減っているのではないでしょうか。2018年に続き2019年も傾向は変わりません。

これからどうするか

1570についてはもう期待していませんし、この戦略ももうつかうことはないでしょう。
ただ考え方は参考になると思います。
FXやビットコインもそうですが、新しく出てきた金融商品にはまだ手付かずのエッジ(優位性)が残されている可能性が高いです。
この戦略に2013年ぐらいに気づいていれば爆益だったことからもわかります。
よって新しい金融商品が出たら、
・取引できる環境を作る(口座開設とか)
・バックテストするためのデータを用意する
・エッジを探す(バックテストなど実施)
・エッジを使って儲ける
・エッジがなくなったらさっさと退散
をできるようにならなくてはいけないなと思いました。特にエッジを探すのが厄介で、バックテストに使えるデータが少ない中、どれだけ自信をもって多くの資金を投入できるかがカギとなってくる気がしています。

まとめ

・1570の4-way殺法は2017年までは使えたけどそれ以降はダメダメ
・復活の見込みもなし。
・別の新しい金融商品が出てきたときに応用はできるはず。
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